新茶は栄養も おいしさも格別
♪夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る~♪ご存じ、唱歌「茶つみ」。
立春から数えて88日目を「八十八夜」といい、4月下旬~5月上旬の春から夏への変わり目で、
気候が穏やかに暖かく変化するため、茶摘みのシーズンです。
八十八夜に摘んだ新茶を飲むと病気にならないという言い伝えも…。
新茶は二番茶に比べて栄養も優れ、おいしさも格別です。
鹿児島県は南北に長い地の利を生かし、13地区のお茶産地があります。
昼夜の寒暖差が大きい冷涼な山麓地帯では香り高いお茶が育ち、平坦地帯では豊かな日差しの中で有効成分が豊富なはっきりとした味のお茶が生産されるなど地域により、色・香・味のバリエーションが豊富であることが
「かごしま茶」の特徴です。
生産量全国2位の実力
生産量全国2位、品質もトップレベルのかごしま茶は“うま味” にこだわります。
日頃より鹿児島ではお茶が生活の中に浸透しているため、行く先々で出されたお茶を飲むと、
真夏でも清々しく芳醇な香りとコクが口の中でスーッと広がります。
お茶にはこだわる県民性が、洗練されたかごしま茶の文化を作り出しているのでしょうね。
昔ながらのラーメン屋さんに行くと大根の漬物とお茶は付き物。
「今回はそんなかごしま茶産地の一つ『霧島茶』生産農家
ヘンタ製茶さんへお邪魔しました。
お話を伺ったのは、代表取締役の邉田 孝一さん。
ちょうどこの日は、抹茶用の碾(てん)茶の収穫日でした。
(お抹茶に碾きあげる前の原葉)
霧島山麓標高200~300メートルに位置するヘンタ製茶さんの茶畑は、
その殆どがJAS認証圃場で有機栽培されています。
また、国際的安全規格GAP認証を全圃場で取得されていて内外にも認められています。
茶畑は全てが山林に囲まれ、ほかの作物からの病害虫や農薬の干渉を受けない環境で栽培されていました。
こだわりは堆肥作りにもあり、永年ご自身で研究した自家製の堆肥を使うことにより、
うま味と深みを感じる美味しい霧島茶ができまるそうです。
3ヘクタールから25ヘクタールへ
邉田さんが就農したのは1967年。
先代のお父様から受け継いだ茶畑は3ヘクタールからだったそう。
現在は茶畑の総面積は25ヘクタール(東京ドーム約5.3個分)までに広がり、生産量は年間110トンにも及び、
全体のお茶生産量の25%が煎茶で75%が抹茶用の碾(てん)茶。
内15%がアメリカ、ヨーロッパ向けの輸出だそうです。
こだわり
邉田さんの生産される『霧島茶』は、澄んだ濃緑色と
くせのない豊かな香り、さらに心地よい旨味で定評があります。
霧島本かぶせ茶生産にも力を入れ、新しい茶作りにも努めていらっしゃいます。
生産から加工、販売すべて一貫されているこだわりは?の問いに
邉田さんは
「全てにおいて、私が責任をもって、安心で安全なお茶を提供したいからです。」
更に「お客様の要望にお応え出来るように、常に試行錯誤です。」
とおっしゃいました。
温厚な人柄からは想像できない、お茶作りに対する挑戦し続ける熱い思いと、責任感が伝わってきました。
それを支えてくださったのもきっと、ご主人と共に現場へ立つ奥様の力があったからこそだと思いました。
今後の目標は?
「日本の安全で安心、美味しい『霧島茶』を
世界中の人々が喜んで飲んでいただけるようにしたい。」と邉田さん。
『霧島茶』作りに精進する姿
事業承継も邉田さんのお二人の息子さんがしっかり受け継いでいます。
ご家族みんなで力を合わせ、『霧島茶』作りに精進する姿が美しい。
霧島山麓から南に錦江湾の桜島を望む邊田さんの茶畑は、近くの山林から小鳥のさえずりが聞こえ、
心地よい風が吹き抜ける。
茶樹たちの新葉の美しい緑が、活き活きとして見える。まるで、作り手の思いが茶葉に伝わっているようでした。
鹿児島の『お茶』にまつわるこんな話もあります。
お茶の栽培は鎌倉時代初期に平家の落人が阿多白川(南さつま市)にもたらしたとする言い伝えもありますが、記録として残っているのは1319年(元応年)に京都宇治から来た寺の住持が吉松(現 湧水町)の般若寺で栽培したものが最初であるという。
江戸時代に薩摩藩が茶の栽培を奨励し藩内各地で栽培されるようになった。
当時の主な産地は阿久根(阿久根市)から吉松にかけての鹿児島県北部地域が中心であり、
江戸時代後期に編纂された薩摩藩の地誌『三国名勝図会』には
阿久根、吉松、都城に産するものが名品とされている。
明治になり開国をきっかけとして、輸出用茶葉の栽培が盛んになり、
特に薩摩半島南部と曽於市付近で多くの茶畑が開墾された。
歴史を感じるな~。
よし!朝食後には、霧島茶でホッと一服で穏やかに一日すごそう。
「美味しいカゴシマ」をもっと!もっと!
かごジングループ取材班
かごジン(Aセット)
「霧島茶セット」
霧島玉露「薩摩の極み」 ・ 特上有機煎茶「霧島茶」
霧島有機煎茶 ・ 霧島有機抹茶 缶入り ・ 霧島有機抹茶 袋入り
7,668 円(税込み・送料別)
全国的に知られる黒酢の故郷
『黒酢』の産地である福山町は、鹿児島県霧島市の桜島を望む錦江湾沿いにあり、
全国的に知られる黒酢の故郷です。
薩摩藩時代に地の利を活かし、大隅半島や当時薩摩藩領であった都城市(宮崎県)などの交通の要衝として大変栄えました。
当時のこの福山の地では、様々な食材や物資(薩摩焼の壺)などが流通しており、特に米の集積地として、福山港を基点に藩内各地から城下へ運ばれる、商業港でした。
お酢づくりの始まりは、地元の豪商であった竹之下松兵衛が日置地方(薩摩半島)の酢を持ち帰り、独自に造り始めたとされています。
福山の米酢は『アマン』と呼ばれていました。アマンとは中国の地名とも由来は諸説あります。
今でも、地元では米酢をアマンと呼びます。
その米酢を“熟成”することにより出来た琥珀色のお酢を黒酢と呼び、その黒酢が世に出回り始めたのが 1970年代後半からです。
世界でも類を見ない独自の製法
福山町は、海に面する西側以外は山に囲まれているため、冬は暖かく、夏は比較的涼しい温暖な気候、シラス台地でろ過された良質な地下水も豊富にありそれに加えて、米酢造りに欠かせない、
原料のお米と壺などが手に入りやいなど。
いくつもの条件が重なり、ここでしか造れない米酢の生産が進化して、黒酢ができました。
世界でも類を見ない、気候や風土に根ざした独自の製法で造られています。
職人が一壺ずつ
「黒酢の原料は、米麹・蒸し米・地下水と、とてもシンプルです。
職人が野天で一壺ずつ原料を仕込んでいくんですよ。」
とは、福山こめ酢の代表取締役 大野浩二さん。
福山町に入ると、真っ黒な壺が規則正しく並んでいる景色を見ることができます。
それが、壺畑と云われる由縁なのでしょう。
福山の黒酢は、超自然醸造法
黒酢は年 2 回、春と秋に仕込みます。高さ二尺(約 60 センチ)、三斗(約 54 リットル)の水が入る“アマン壺”と呼ばれる黒い壺、一つひとつに、丁寧に原料を入れていく伝統の製法。
蒸し米と米麹と天然の地下水だけ。もちろん壺に入れるタイミングや順番があり、
最後に仕上げの“振り麹”を完璧にします。
材料も仕込みの過程も至ってシンプルです。仕込んだお酢は 2~3 年の間、壺の中で自然の恵みを受け、母なる壺のなかで守られながら育っていきます。
熟成具合を見守るのは永年培った職人の勘や経験。黒酢は、料理はもちろん、健康食品として人気です。
福山の黒酢は、超自然醸造法。この土地にしかできない不思議です。
取材させて頂いた『福山こめ酢』さんは、春の仕込みの真っ最中。大野社長ご自身の手で、奥様や永く携わっていらっしゃる従業員の皆様とで、仕込みから醸造、加工まで行います。
皆様のアットホームな優しい雰囲気が伝わりました。
決して大きな醸造会社ではありませんが、先代からの教えと伝統を守りながら、黒酢づくりに向き合っていらっしゃる皆様の作り手としての姿勢が、ひしひしと感じて、取材する私たちまで嬉しくなりました。
ここにしかない自然の力
製品のブランディングや製品管理などにも抜け目はありません。
有機JAS認定加工食品をはじめ、農林水産省の地理的表示GIやふるさと認定食品(全国第1号)などの公的認定もしっかり受けていらっしゃる。
大野社長に、どうしてここまでの品質の黒酢が、ここ福山でしかできないのですか?と尋ねたところ
「細かく言えば限がないけど、自然が恵んでくださったんだろうね~。」と返されました。
ここにしかない自然の力はすごいですね。
戦前は、24 件程度の醸造所がありましたが、今は 8 件の醸造所が残っているそうです。
大切に伝えていきたい日本の『食の文化遺産』の一つです。
福山の米酢『アマン』にまつわるこんな話もあります。
江戸時代後期(安政元年)になると、薩摩藩には多額の債務があった。
薩摩藩家老の調所(ずしょ ひろさと)広郷は、寒天の生産に目を付け生産を始めた。
密貿易なので、幕府に隠れて福山港から沖縄を経由して、中国などと貿易を行った。
また北前船を使い、諸藩やロシアなどへも輸出した。この寒天づくりは、薩摩藩の財政再建に大きく貢献したという。
寒天づくりにはテングサ(海藻)と酢酸が欠かせなかったため、寒天の原料のテングサは、甑島列島(薩摩川内市)から福山港に運ばれ、固めるために必要な材料として福山の米酢『アマン』を使った。
それを、都城市(宮崎県・当時、薩摩藩領)まで運び、寒天づくりを行った。
今でも都城市には薩摩藩寒天工場の跡が史跡として残る。
寒天工場の最盛期は明治初期(明治四年)まで続いたそう。
密貿易だっただけに、文献に記録はほとんど残っていない。
歴史を感じるな~。
よし!明日の朝食には、福山黒酢を牛乳で割って「黒酢ヨーグルト風ドリンク」だ‼ はちみつもね。
「美味しいカゴシマ」をもっと!もっと!
かごジングループ取材班
かごジン(Aセット)
「福山こめ酢セット」
福山黒酢 700ml 1本 ・ 黒つぼ酢蜂蜜入り 360ml 2本
健康大豆(北海道産)酢大豆に好適です 1袋 ・ マンゴー黒酢キャンデー 1袋
4,860 円(税込み・送料込み)
鹿児島本土最南端の佐多岬から凡そ40㎞の沖合の南方に浮かぶに種子島(たねがしま)と世界遺産の屋久島からなる熊毛地方。ここは南洋から流れ込む、黒潮海流が東シナ海流に分かれるため、豊かな漁場を抱えています。
種子島宇宙センターは世界一美しいロケット発射場
種子島は「鉄砲伝来の地」、宣教師「ザビエル上陸の地」として、教科書で学んだことがありますね。
島の東南端には、我が国唯一の実用衛星打ち上げ基地「種子島宇宙センター」があります。
このロケット打ち上げセンターは“世界一美しいロケット発射場”と云われています。
あの、小惑星探査機“はやぶさ”“はやぶさ2”もここから打ち上げられました。
産業は主に農業が中心で、日本一早いコシヒカリ、安納芋、さとうきび、茶等の栽培が盛んです。
また、海産物はトビウオ、トコブシ、イセエビ、ミズイカ等の新鮮な海の幸が豊富な自然豊かな島です。
トビウオって?
トビウオは漢字で書くと『𩹉』魚へんに飛ぶ。まさに飛ぶ魚なんです。
泳ぎの速い天敵マグロやカツオなどから逃げるために飛ぶようになったと言われています。
尾ビレで水面を叩いて飛び上がり、胸ビレを広げて数百メートル飛ぶこともあるそうです。 種子島屋久島地方で盛んに漁が行われ、漁獲量は日本一で、旬は春から梅雨にかけての時期です。
身は透明で美しく引き締まり、大型のものは刺身にすると弾力のある歯ごたえと旨味が絶品。 種子島で水揚げされたトビウオは地元漁協により鮮度保持・品質管理が徹底されており、築地市場などでも高い評価を得ています。 地元では当たり前のように刺身や干物で食卓に並ぶそうです。
そんなトビウオを一尾ずつ自身の手作業で丁寧に仕上げる、鹿児島県種子島西之表市で「地魚干」を生産されている、河口修さんにスポットを当ててみました。
河口さんは民宿を営みながら平成26年から農林水産省6次産業化の認定を受け、漁協と提携して、特産品であるトビウオを含む地物の魚を干物として加工販売を行っています。
干物と一言で云っても・・・
干物と云えば、乾燥したイメージがありますが、河口さんの干物はとてもジューシーなため、小麦粉とバターを使ってムニエルや、片栗粉をまぶして唐揚げなど料理のバリエーションが広がります。 料理人でもある河口さんは、種子島産と静岡県駿河湾の塩をブレンドして、魚醤と共に漬け込んだオリジナル商品。 なぜ静岡の塩?と思ったところ、100数十年前に静岡のお茶生産者が種子島に移住して、種子島茶を確立したことに縁を感じて、種子島の塩と駿河湾の塩をブレンドしたそうです。
河口さんは『大きな骨は取りますが、小骨までは取りません。
だって、魚本来の美味しさが味わえないから。』と。
素材そのものの旨味を大切にして、すべてを美味しくいただいてもらいたい、という思いが伝わりました。
種子島の地元でしか食べられない海の幸てんこもり
民宿 珊瑚礁
取材のこの日、民宿の方へも泊まらせていただきました。『何もないけど…。』と云いながら、囲炉裏の座席には種子島の山の幸、海の幸をいただきました。
ウツボのカルパッチョを初食!
〆はゴマサバ漬け丼!海岸に打ち寄せる波の如く料理の数々。すべて美味なり!
種子島の地元ならではの、旬の野菜や魚介類を提供して下さる“民宿 珊瑚礁”恐るべし。
充分、何もかもあります!あの、“もやし”良いです!
河口さんのお話を伺いながら、飾らない人柄に思わず惹かれました。
ちなみに、鹿児島県本土と種子島屋久島を結ぶ高速船の名称は、種子島でのトビウオの方言である「トッピー」。
地域に根付いた魚であることが伺えます。
「美味しいカゴシマ」をもっと!もっと!
かごジングループ取材班
かごジン(Aセット)
「ふっくらジューシーとびうお干物」半身5枚
864円(税込み・送料別)
日本でさつま芋が最初に伝わったのは1600年ごろ中国を経由して琉球(沖縄県)に伝わったとされています。
その後、1700年代初めに薩摩藩(鹿児島県)で栽培を始めるようになりました。
鹿児島など九州では中国から伝わってきた芋と言う事で「唐芋(からいも)」と呼ばれるようになりました。 そして、1732年の「享保の大飢饉」が西日本を襲います。 そんな中、江戸幕府の目にとまり飢饉を乗り越えるため全国に広まったとされています。
関東では薩摩藩から伝わった芋なので「薩摩芋(さつま芋)」と呼ばれるようになったとのこと。
今でも鹿児島では「「唐芋」といいます。
薩摩藩では「さつま芋」が伝わった江戸時代から芋焼酎が盛んに作られるようになりました。
さつま芋の生産量 鹿児島県は全国一位
今回は鹿児島県霧島市福山でさつま芋を栽培されている、久木田大和さんにスポットを当ててみました。
コンセプトは安心、安全そして美味しい
『生産のコンセプトは安心、安全そして美味しい「さつま芋」を、自分の子供にも食べさせたい。有機栽培にこだわっています。』とのこと。
更に『ここ福山町牧之原の台地は、永年の桜島の噴火による堆積で形成されたシラス台地。「さつま芋」造りに適した水はけのよい立地なのです。』
さつま芋の生産量も鹿児島県は全国一位なのも頷けます。
先代から数えて40年、ご本人が後を継がれて就農されたのは2001年から。
北海道大学を卒業後、長野の農家で研修を積み現在に至るそうです。その栽培面積は14ヘクタール(サッカーコート約20面分)までに広がり、40 種類もの品種「さつま芋」を農薬や化学肥料を使わない有機栽培にこだわり生産しています。
「さつま芋」と一言で云っても・・・
いや、「さつま芋」と一言で云っても品種が40種類もあるの?と思いましたが、200から300種類もあるとのこと。
出荷先はオーガニックのショップやレストラン、個人で、そのほとんどが県外出荷です。 近年、県内外の焼酎蔵元からオーガニックの芋焼酎製造用として出荷も増えつつあるそうです。年間出荷量は90トンに昇り、営農者としては県内唯一です。
熟成というひと手間
芋畑に隣接して、貯蔵庫がありました。ここで一か月以上寝かせて熟成させます。これによって甘みや芋それぞれの持つうま味、食感が引き出されるそうです。
そこでやっと出荷できるそうです。熟成というひと手間が大事なんですね。
久木田さんは地元小学校の PTA 会長や商工会青年部長、消防団員に籍を置き、地域貢献も欠かしていません。
取材のこの日は、10 月収穫のための苗床づくりをビニールハウスで作っていらっしゃいました。 さつま芋の他に、有機にこだわった人参も生産されているとのこと。 自然を相手にする、若き営農者のチャレンジは続くのだな!と久木田さんのその純粋な取組は感心させられました。
「さつま芋」づくりに対する姿勢は素敵な人柄が表れていました。
「美味しいカゴシマ」をもっと!もっと!
かごジングループ取材班
かごジン(Aセット)
「有機さつま芋・カラフルセット」5 ㎏
(紅はるか、安納芋、パープルスイートロード)
5,000円(税込み・送料込み)
11月~2月下旬ごろまで対応いたします
霧島市の温泉地の一つ、天降川沿いの妙見温泉、安楽温泉郷を抜けると、
白壁に木造の柱が似合う素敵なお店が目を引きます。
思わず「何屋さん?」と外観からうかがい知れないお店は、薬膳・スパイスのお店”薬膳小町”です。
店内はスパイスが様々な形に加工されて並んでいます。
今回はお店の店主 永峯真一さんにスポットを当ててみました。
「薬膳」を通じて病気にならない身体づくり
『お店のコンセプトは、「薬膳」を通じて病気にならない身体づくり(セルフメディケーション)と古来中国から伝わる薬膳を効能はそのままに、現代版にオリジナルとして、アレンジすることです。』とのこと。更に『霧島市は豊富な温泉に恵まれています。だからこそ、この地にお店を開くこと決めました。』
なるほど、薬膳プラス温泉で心身ともにセルフメディケーションということですね。
2008 年に先代が創業した建設業を引継ぎながら、農業を本格的にはじめたのがきっかけで、2012 年、薬膳に興味が湧き薬膳を学びその後、”国際薬膳師”の資格を取得。 2019 年に店舗の”薬膳小町”をオープンしました。国際薬膳師という観点で原材料の生産から加工・販売を行っています。
「薬膳」と聞くと…
「薬膳」と聞くと、漢方薬?とか不味い?とかどうしても難しいイメージがありますが、日々の食材の買い物の中に、ほんの少し食薬を意識するだけでそれは薬膳料理になるそうです。
食は毎日のこと、そこに薬膳の考え方をプラスして、料理をすることで未病(病気を防ぐ)ことにつながるというわけです。
薬膳とは言葉のとおり、「薬になるごはん」
和食・洋食・中華・スイーツと普段食べているものと変わらない食事の中に、
ごく自然に薬膳を取り入れることができるそうです。
そんな素材の数々が店内にずらりと並んでいます。
薬草茶(ハーブティー)、薬味(ミックスパイス)、野菜パウダー、ダシ、薬膳酒(焼酎・ワイン)等々。
取材時にこれはいいと目についたのは、カレースパイスや火鍋、サムゲタン、粥等の「薬膳キット」。肉や野菜の材料さえあれば、薬膳初心者でも簡単に薬膳料理が作れます。また、個人のお客様の様々な症状に合わせた「薬膳」のアドバイスも行っています。
一方で、県内外のレストランレシピや企業の薬膳を取り入れた加工品等の考案・監修を務めたり、薬膳ラーメンや薬膳鍋、薬味の開発、フランス・イタリア料理にペアリングした薬膳茶・薬膳酒のプロデュース等も行っているそうです。
自社農場を拝見
自社農場へ伺うと(第1農場から第 4 農場からなる)霧島山の裾野に広がる畑は 2.5 ヘクタールで様々なスパイスを栽培する。
この日、5 月の収穫を待つにんにくの芽が広がっていました。
身体に美味しいと思う食事が 365 日続いたら、それは幸せな時間を積み重ねていることになります。そこに薬膳の知恵があれば、健康も積み重ね、人が持つ本来の免疫力も高めることができるのです。
永峯さんが取組む、最新の栄養学を積極的に取り入れ、和・洋・中の垣根をこえた新しく独創的な薬膳の 創造を目指し薬膳の新商品開発に対するその姿勢はとても、紳士的で素敵な方でした。
「美味しいカゴシマ」をもっと!もっと!
かごジングループ取材班
かごジン(Aセット)
「薬膳キット・鍋セット」
サムゲタン、スパイスカレー、火鍋(各 3~4 人分)
3,888 円(税込み・送料別)
かごジン(Bセット)
「薬膳キット・粥セット」
水巡粥、気巡粥、血巡粥(各 2~3 人分)
2,916 円(税込み・送料別)
第13代霧島ふるさと大使募集!
霧島の魅力を国内外に発信するPRスタッフ
「第13代霧島ふるさと大使」を募集しています。
■募集人員:3人(男女不問)
■応募資格:
1.霧島市に居住または通勤・通学の18歳以上(高校生除く)の健康でやる気のある方。
2.月平均3、4日程度の業務・出張に従事できる方。
3.自薦・他薦問いません。
■応募締切:平成31年4月26日まで
お問合せ:霧島市PRスタッフ運営協議会
(観光課内)
TEL0995-64-0895
霧島ガストロノミーコレクション
が開催されます。
開催日時:令和2年2月22日(土)・23日(日)
10:00~16:00
開催場所:日当山西郷どん村
(霧島市隼人町内1487-1)
参加費:無料
内容:ゲンセン霧島認定品販売会
霧島つつみ販売会
霧島つつみガラポン抽選会
日当山無垢食堂による郷土料理
高校生が作る霧島つつみ
霧島食育研究会による郷土料理
ゲンセン霧島トークショー
お問い合わせ:霧島ガストロノミー推進協議会事務局
(霧島市霧島PR課内)
電話0995-64-0958
ザ・ドラマーズ FINAL DRUM TAO が開催されます。
開催日時:令和2年2月23日(日)
16:30~ [開場16:00~]
開催場所:霧島市民会館
(霧島市国分中央3-8-1)
チケット:SS席 6,000円(税込)
S席 5,500円(税込)
車椅子席 6,000円(税込)
※当日チケット500円UP
チケット販売:TAO霧島公演実行委員会
FMきりしま
お問合せ:TAO霧島公演実行委員会
TEL:090-2397-1914(10:00~17:00)
FMきりしま
TEL:0995-73-7070
(平日10:00~17:00)
霧島の「まち」の未来を考える
リノベーションまちづくり講演会が開催されます。
開催日時:令和元年7月20日(土)
15:00~17:00[開場14:30~]
開催場所:国分シビックセンター多目的ホール
(霧島市国分中央3-45-1)
参加費無料
定 員:200名(事前申込・先着順)
申込締切:令和元年7月18日(木)
ゲスト講師:建築家/クリエイティブディレクター
西村 浩(にしむら ひろし)氏
お問合せ:霧島市役所 商工観光部 商工振興課
TEL:0995-64-0912
奉祝 令和元年
国史を楽しく学ぼうが開催されます。
開催日時:令和元年6月30日(日)
午前10:00~午前11:30予定
開催場所:第一工業大学内
ソラトピア3階 アゼリアホール
(霧島市国分中央1-10-2)
入 場 料:1人 1,000円
講 師:竹田 恒秦 氏
お問合せ:第一工業大学 社会連携センター
TEL:0995-45-0640
FAX:0995-45-0426
詳 細:第一工業大学
第4回 霧島市水産まつりが開催されます。
開催日時:令和元年6月2日(日)
午前10:00~午後2:00
開催場所:日当山温泉公園
(霧島市隼人町東郷169)
入場無料
水産物販売コーナー:10:00~
鮎ましコーナー:1食200円 10:30~
鮎販売コーナー:1尾150円 10:30~
※荒天時は販売のみ日当山地区公民館
(水産物、鮎めし)
お問合せ:水産まつり実行委員会事務局
(霧島市役所 林務水産課林務水産グループ)
TEL:0995-45-5111 (内線)2371、2372
第三回日当山西郷どん軽トラ市が開催されます。
開催日時:令和元年5月26日(日)
9:00~13:00
開催場所:日当山商店街
(日当山西郷どん村裏手)
●出店者募集中!
出店する店舗が埋まり次第締め切らせて
いただきます。また応募数以上お申込み
があった場合、先着順にて決定いたします。
お問い合わせ
日当山西郷どん軽トラ市実行委員会
電話0995-42-2128
詳細
添付ファイル: | 出店募集案内 (483KB) |
出店申込書&出店要項 (290KB) |
MCT開局20周年記念
東西落語競演会が開催されます。
開催日時:令和元年5月13日(月)
開場17:30
開演18:30~
開催場所:隼人農村環境改善センター
(霧島市隼人町内山田1-14-10)
前売り券:1,000円
出演:桂 梅團治
橘家 蔵之介
桂 小梅
お問合せ 南九州ケーブルテレビネット
電話0995-43-0113
西郷公園フェスが開催されます
霧島高原ビールと音楽の楽しい1日
■開催日時:2019年4月21日(日)
10:00~19:00
■開催場所:西郷公園
■入場無料
出演アーティスト
The Bogies
BON-DX
今番輪
Amustas
Kafka
お問合せ
西郷公園 電話0995-58-3153
海洋堂ミュージアムinかごしま2019が開催されています。
■開催期間:2019年3月21日(木・祝)
~5月6日(月)まで
10:00~17:00
■開催場所:フレスポジャングルパーク1F
■入場料:大人600円/子ども400円
お問合せ:TEL 070-1476-3749
詳細
5th霧島ガーデンプレイスが開催されます
日時:2019年4月28日(日)
10:00~19:00
雨天時は5月19日に延期
場所:天降川ふるさとの川河川公園
「憩いの原っぱ」
入場無料
新・霧島ご当地料理「霧島つつみ」参加事業者募集
霧島ガストロノミー推進協議会では、美味しい霧島の食材を使い、あなたの自由な発送で包料理にしてみませんか。
お問合せ:霧島市PR課
電話0995-64-0705
霧島市特産品協会
電話0995-48-6620
詳細:霧島市ホームページ
第12代霧島ふるさと大使募集!
霧島の魅力を国内外に発信するPRスタッフ
「第12代霧島ふるさと大使」を募集しています。
■募集人員:3人(男女不問)
■応募資格:
1.霧島市に居住または通勤・通学の18歳以上(高校生除く)の健康でやる気のある方。
2.月平均3、4日程度の業務・出張に従事できる方。
3.自薦・他薦問いません。
■応募締切:平成31年4月26日まで
お問合せ:霧島市観光課
TEL0995-64-0705